「敏感肌」は、どんな状態の肌?

 

私たちの肌には皮膚を守る「バリア機能」と呼ばれる機能があり、紫外線やホコリ、花粉などといった外部の刺激から肌をしっかり守る働きを持っています。

 

ところが敏感肌になると、このバリア機能が低下してしまって肌が外部の刺激を受けやすくなるのです。

 

すると、肌荒れやかぶれ、炎症などを起こしてしまいます。

 

これが敏感肌の状態なのですよ。

 

ちなみに敏感肌の特徴は、角質の水分を保つ力が少ないため、肌を守る脂(あぶら)が足りなくなってしまうことです。

 

実はこの状態が、バリア機能が低下して敏感肌化粧品になってしまうのですよ。

 

敏感肌には種類がある!あなたはどの敏感肌タイプ?

 

「敏感肌」と一言で言っても、実は複数の種類があることをご存知でしょうか。

 

・アレルギー性の敏感肌
体質がアレルギーであるため、特定のアレルギー物質などに対して肌トラブルを起こしてしまいます。

 

アレルギーは遺伝的な場合もあるのですよ。

 

・乾燥性敏感肌
角質の水分を保湿する力が低下してしまって角質のキメが乱れるため、肌が外部の刺激を受けやすい状態になります。

 

この状態の時、実は肌の内部で外部刺激が原因による炎症が起こっているのです。

 

「外部の刺激を受けて炎症を起こす」の繰り返しによって未熟な状態の角質細胞が表面に出ていってしまいますし、肌は炎症が原因でコラーゲンが壊れてしまう状態になるのです。

 

・脂性敏感肌
私たちの肌は水分だけでなく、皮脂も存在しています。

 

この皮脂の分泌が盛んな状態なために皮脂が酸化してしまい、肌トラブルを起こす状態になります。

 

ちなみに「ニキビ」は、ニキビの元である「アクネ菌」が皮脂の分泌が盛んな状態が原因で増えてしまい、ニキビができやすくなったり炎症が起こりやすくなってしまうのです。

 

皮脂の分泌が盛んな時期があり、思春期のホルモンバランスが不安定な時にニキビができやすくなるのですよ。

 

・体調の変化
例えば

 

風邪などによる「体調不良」
「睡眠不足」
「妊娠」「生理前」などでホルモンバランスが乱れている
「ストレス」

 

などの体調の変化は、バリア機能が低下してしまって肌が敏感な状態になります。

 

この場合、体調を改善させることで症状が落ち着く場合があります。

 

・環境の変化
季節の変わり目や花粉、日差しなどの気候や環境の変化によって敏感肌になる場合があります。

 

それ以外に、パソコンやスマートフォン、エアコンなどといった電子機器を過剰に使用することで、敏感肌になることもあるのですよ。

 

・接触性敏感肌
洋服のタグ、下着、そして貴金属などが肌に触れることでアレルギー反応を起こして、かゆみや不快感を感じることがあります。

 

敏感肌による肌荒れを治す対策を知りたい

 

・洗顔の方法を見直す
敏感肌の状態でゴシゴシこすったり力強く洗っていては、肌に刺激を与えてしまいます。

 

30度〜35度のぬるめのお湯で優しくこすらないように洗顔するようにしましょう。

 

この時、直接シャワーを肌にあてるのではなく、手でお湯をすくってから洗顔することをおすすめします。

 

・化粧水の使い方を見直す
両手に適量を取り、顔全体を包み込むようにしながら優しく押さえていきます。

 

目の周りや口のまわりは特に肌が薄いので、指の腹の部分を使って丁寧に押さえていきましょう。

 

化粧水を使う時にコットンを使用する人がいるかもしれませんが、敏感肌の場合はコットンから余分な刺激を与えてしまうので、肌に細かな傷がたくさんついてしまいます。

 

この傷が原因で顔がほてったりトラブルを起こす場合がありますので、なるべく手でつけるようにして下さい。

 

・乳液や美容液の使い方を見直す
化粧水を使った後は乳液や美容液を使うことになります。

 

手のひらに適量を取って、手の温度で十分温めてから、指の腹で丁寧に縫っていきましょう。

 

ところが敏感肌の状態によっては、乳液を使用して肌がかぶれてしまう場合があります。

 

その時には美容液でしっかりと水分を肌に保たせるようにすることが大切です。

 

敏感肌を治すための対策は生活習慣の見直しも必要!

 

「睡眠不足」や「ストレス」は、肌だけでなく体にも悪影響を与えてしまいます。

 

さらに、「偏った食生活を送っている」「便秘」も、肌や体によくありません。

 

このことから、

 

「良質な睡眠をとること」
「自分なりのストレス発散法を見つける」
「栄養バランスを考えた食生活を送る」
「規則正しい生活を送る」

 

これを心掛けていきましょう。

 

中でも食べ物に関しては、積極的にビタミンを摂取することをおすすめします。

 

というのも、ビタミンは角質層を作る働きと、傷ついてしまった肌を修復する働きがあるのです。

 

だからといってビタミンばかりを過剰に摂取しても意味がありません。

 

きちんとバランスを考えた食生活を送るようにしましょう。

 

もし、敏感肌を治す対策を色々試してもなかなか改善されない場合は、医療機関の受診をおすすめします。